Eureka!
一を聞いて、一を聞く
2021年4月27日火曜日
正史『三国志』姜維伝
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正史『三国志』 陳寿著 井波律子訳 蜀書 姜維伝 姜維は字を伯約といい、天水郡冀県の人である。 幼くして父を失い、母と暮らした。鄭玄(ていげん)の学問を好んだ。郡に出仕して上計掾(じょうけいえん)となり、州に召し出されて従事に任命された。父の姜冏(きょうけい)は昔、郡の功曹で...
2021年4月24日土曜日
正史『三国志』黄忠伝
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正史『三国志』 陳寿著 井波律子訳 蜀書 黄忠伝 黄忠は字を漢升といい、南陽郡の人である。 荊州の牧劉表は彼を中郎将に任じ、劉表の従子の劉磐(りゅうばん)とともに長沙の攸(ゆう)県を守らせた。 曹公は荊州をうち破ると、かりに裨(ひ)将軍の官につけ、そのまま元の任務を取りおこな...
2021年4月23日金曜日
正史『三国志』馬超伝
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正史『三国志』 陳寿著 井波律子訳 蜀書 馬超伝 馬超は字を孟起といい、扶風郡茂陵県の人である。 父の馬騰は、〔後漢の〕霊帝の末期、辺章や韓遂たちとともに西州で旗あげした。初平三年(192)、韓遂と馬騰は軍勢を率いて、長安に赴いた。漢朝では、韓遂を鎮西将軍に任じて金城に帰還さ...
正史『三国志』趙雲伝
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正史『三国志』 陳寿著 井波律子訳 蜀書 趙雲伝 趙雲は字を子龍といい、常山郡真定県の人である。 もと公孫瓚の配下であったが、公孫瓚が先主を派遣して田楷を助けて衰紹を防がせたとき、趙雲は随行することとなり、先主の主騎になった。 先主が曹公によって当陽県の長阪まで追撃され、妻子...
正史『三国志』張飛伝
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正史『三国志』 陳寿著 井波律子訳 蜀書 張飛伝 張飛は字を益徳といい、涿郡の人である。若いときに関羽とともに先主に仕えた。関羽が数歳年長であったので、張飛は彼に兄事した。 先主が曹公に従って呂布を破り、とるに許に帰ると、曹公は張飛を中郎将に任命した。先主は曹公に背いて、衰紹...
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