「たとえば、最近は水を飲む時に、直接ペットボトルに口をつけますね。
しかし、古来日本では容器に直接口をつけて飲むという文化はなかったわけです。必ずコップに注いでから飲むという『美しい所作』がありました。
だから、リッツ・カールトン・ホテルでは、誰が見ていなくても必ず、コップに注いでから飲むことを徹底してきたんです。
裏方にいても必ずコップに移してから水を飲むホテルマンと、何も考えず直接ペットボトルに口をつけて飲むホテルマンとでは、3年経った時、明らかな違いが出てきます。1年じゃ分からない。
でも、5年経ったら、追いつけないほどの開きになる」
ソース:致知2012年11月号
「サービスの真髄を追求する 高野登」
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