2012年9月15日土曜日

ギリギリのバランスを保つ暗黒エネルギー

「暗黒エネルギー」の密度が様々な値をとる確率を評価すると、暗黒エネルギーの密度が大きい宇宙ほど、その存在確率が高いが、一方で生命が誕生する可能性は低くなる。

私たちの宇宙の暗黒エネルギーの密度は、「生命が存在するためのギリギリの密度」である可能性が高く、実際そうであるようだ。



※暗黒エネルギーの密度は「ランダム」に決まり、その密度が大きすぎると、生命体のような複雑な構造を形成することが難しくなる。また、宇宙が一つしか存在しない場合、このような議論はできない。



抜粋:
日経サイエンス 2011年 12月号
「マルチ・バースは存在するのか」

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