2013年2月17日日曜日

「整った体」とは?



「身体を整える」というのは、どういうことか?

そのためのキーワードは「中心に集めること」だと言うのだが…。



「整った体」は力が中心に集まって充実している。

その反対に、疲れれば疲れるほど、力は外側へ逃げていく。



そのようにして疲れが溜まって、中心から逃げてしまった力は、本来であれば休息や睡眠をとることで元に戻るはず。

しかし、疲れが溜まりすぎてしまうと、「整体」などの力を借りる必要も出てくる。



「体を整える技術としての整体は、まず、中心にあるはずの力がどこに逃げているのかを見極めます」

そう語りるのは、整体師の「谷澤健二(たにざわ・けんじ)」先生。

「そして、体のあちこちにある急所を刺激することで、逃げている力を末端からドンドン集めて、中心に戻していくのです」



たとえば、腰へ力を戻すために足先の急所を使うこともあれば、腕の急所を使ってお腹を変化させることもあるという。

「ですから例えば、ヒザを痛めて来院された患者さんのヒザを、まったく触らないということもよくあります」と谷澤先生。

一般的な西洋医学であれば、腰が痛ければ腰を、ヒザが痛ければヒザを診るのが普通であろう。しかし整体では、「逃げている力を中心に戻すこと」を最大の目的にして全体的なバランスを整えるのだそうな。



「中心に力が戻ると、体は自然治癒力を発揮して、勝手に治っていきます」と谷澤先生。

どこか痛いところがあったとしても、必ずしもその部分が悪いとは限らないのだという。

「薬に頼らずに、体が自力で乗り越えていくことで、筋力や持久力ではない、本当の意味での体力が養われるのです」



ちなみに、中心に力が集まっている体とは、「腰にバネのような弾力があり、無駄な力が抜けている状態」だという。

はたして、あなたの腰には「弾力」が十分に保たれているだろうか?





ソース:1日1分1体操だけ! 腿裏を伸ばせばカラダが変わる!

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