2016年10月28日金曜日

韓国の「わかめスープ」



韓国では「わかめスープ」に特別な意味が込められている。


わかめスープ、食べましたか?

미역 국먹었어요 ?
ミヨック モゴッソヨ


これは韓国における「誕生日の人へのあいさつ」である。







NHKラジオ「まいにちハングル講座」より


「韓国では誕生日に必ずワカメスープを食べますよね?」

「お母さんが赤ちゃんを産んだときに、わかめスープを必ず飲みますよね。なので誕生日には、そのお母さんに対する感謝の気持ちを込めて必ず食べる、ということですね」


解説:
韓国では、お祝い事に必ずワカメスープを作って食べる習慣があります。日本だと、お赤飯がそのような意味合いで作られることがありますよね。特に誕生日祝い、出産祝いには必ず食べますし、産後のお母さんは栄養を補う意味で、とにかくワカメスープを食べ続けるのだそうです(ワカメスープの意味)。

In South Korea, eating seaweed soup has an important meaning. First, there is a habit to make and eat the seaweed soup for celebrations in a good meaning.

In Japan, steamed rice with red beans is often made for celebrations.

It is always eaten In particular for birthday celebrations and celebrations of a birth and women after childbirth keep to eat seaweed soup in order to take nutrition.








「そういえば、試験に落ちたときもワカメスープを食べましたと言いますね」


「悪い意味では、『試験などに落ちる』という暗示的作用がワカメスープにはあります。ワカメがつるっとしているので、その滑らかさから、逆に『試験に滑る』という意味に転じたようです。ですから、受験生に、特に受験の前日などにワカメスープを作って出したらいけません。試験前日にはワカメスープは絶対に食べず、試験後、受かった時に晴れてワカメスープを味わうのです(ワカメスープの意味)」

On the other hand, seaweed soup implies failing an exam in a bad meaning. As seaweed is slippery, this slipperiness changed its meaning to failing an exam.

Therefore, you should not make seaweed soup on the previous day of an exam. Seaweed soup should not be eaten definitely before an exam but should be eaten after an exam.









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