2015年4月9日木曜日
アメリカのPower Outage(停電)
日本で停電はほとんどない。
一年にわずか4分だという。
一方、アメリカでは頻発する。
一年に平均214分、つまり3時間34分も停電が起こるのだ(ミネソタ大学調べ、アメリカ北東部)。
これは1984年から比べると3倍も悪化しているとのこと。
その主な原因はというと
1. Aging Infrastructure
2. Increased demand from hotter summers
3. Growing Cyber Threat
「君、食べたんか?」 [松下幸之助]
話:上甲晃
…
松下政経塾の頃、私が一番心を砕いたのは役員会だったのです。役員会では松下幸之助理事長のもとに人が集まりますが、役員は当時の錚々たるメンバーで、いわば日本の第一人者と言われる人たちでした。テレビか新聞、雑誌でしか見たことのないような人物がゾローっと並ぶわけですから、われわれは大変な気遣いをしました。
とりわけ私が心を砕いたのは”お昼のお弁当”です。「どんな弁当を出すか」というのに大変心を砕いたのです。あらゆる弁当屋さんから情報を集めて、それを一覧表にして、この弁当にはどんな材料が入っていてとか、価格も書いて、写真まで撮って決裁をもらいに行きました。
松下幸之助がずっと説明を聞いていて、最後に一言
「うまそうやな」
と言ったので、私も何気なく
「美味しいと思います」
と言ったのです。
すると松下幸之助の顔が変わりました。
「君…、いま”思う”と言ったな。…食べたんか?」
とこう言うのです。
「いえ、食べてません…」
と言ったら
「なんで大事なお客さんに弁当を出すのに、自分で食べてへんのや?」
と叱られたのです。
「自分で実際に食べてみる。あ~うまい。分量もちょうどいい具合。これだったらきっと喜んでもらえる、と思って出す弁当は、弁当とともに君の心が伝わるんや。君、それが魂の入った仕事やで。君の仕事には魂がはいっていない」
と、こう言うのです。自分で実際に食べてみる。これが一次情報なのです。美味しいなと思う。これが一次情報なのです。
「すべてそういうレベルで仕事をしていかないと、仕事は上滑りしてしまう。そういうレベルで仕事をすればカネ以上の値打ちがでる」
と言って叱られたのです。
この
「食べたんか?」
という言葉に表われているように、あらゆることにおいて松下幸之助はお客さん一人一人のことを考えて実践したのです。つねに
「現地・現場で、現物に向かってやれ」
ということを徹底してやられたのが、まさに一次情報なのです。一次情報というのは”これは私しか持っていない情報です”ということです。「調べろ」というと、今の若い人はすぐにスマホやインターネットに向かうわけです。そうすれば膨大な情報がとれる。けれども残念ながら、それは人と同じ情報なのです。
「パソコンに向かう前に、現場に向かおう」
というのが我々の合言葉なのです。「徹底して一時情報で勝負しろ」、「現実をこの目で見よう、現実をこの手で触ってみよう」。この耳で聞いて全身で感じたもの、それがまさに一次情報なのです。なので、まず第一に現場に向かう、そして現場に立つというのが大原則なのです。
「すべて現場に立ってみる」
これは松下幸之助に教えられたことなのです。
志摩観光ホテルというホテルがあります。かつてそこに伝説上の人物、総料理長、兼総支配人で高橋忠之さんとう人がいました。私も彼と同い年でお付き合いがあったのですが、彼も凄いと思いました。彼はこう言うのです。
「私は自分のホテルで提供している全ての客室に泊まっています。そして私は、自分がホテルで提供している全ての料理を食べています」
これが一次情報ですよね。それが出来ていないと、お客様の仰っていることの意味が分からないのです。
「お宅の部屋、ちょっと暗いんじゃない?」
と言われても、自分で泊まったことがなければ「そうですかね」としか言いようがありません。
「お宅の料理、最近ちょっと甘いんじゃない?」
と言われても、自分で食べたことがなくては「そうですかね」としか言いようがないのです。
こういう時代ですから、もちろんインターネットやスマホの情報は極めて大事です。ですが、その根本に一次情報をどれだけ持っているかということがいかに大事か、ということを松下政経塾では教えています。すべて現地、現場。
「現地・現場に行って、自らの体験をする。頭に叩き込む知識ではなくて、心に刻み込む勉強をせぇ」
松下政経塾は政治家を育てる学校ですから、政治学の勉強をすると誰でも思いますが、しかし幸之助はこう言いました。
「そんな勉強せんでえぇ」
と。
…
(了)
ソース:10ミニッツ TVオピニオン
上甲晃「青年塾運営のための3つの約束」
ラベル:
10ミニッツTVオピニオン,
松下幸之助,
松下政経塾,
上甲晃
ブルーゾーンとは?
世界には、ある地域の10倍も多くの人々が100歳以上まで健康に生きる地域がある。それをダン・ベットナー(Dan Buettner)は『ブルーゾーン(The Blue Zones
ダンは言う。
「科学的に言えば、ヒトの体の寿命は約90年です。人体には35兆の細胞があり、これらの細胞は8年に一度は入れ替わっています。そして入れ替わるたびに、いくらかダメージを受ける。ダメージは蓄積され指数関数的に増えていきます。昔われわれが持っていたビートルズのアルバムをカセットテープにコピーして、友人にそのテープをまたコピーして、それを繰り返すとひどい音になっていきました。細胞でもちょうど同じことが起こるのです。だから、65歳の人間は12歳の人間の125倍の速さで老いていくのです。フラミンガム研究では、親友3人が肥満なら自分も肥満になる可能性が5割高くなることが知られています。つまり、不健康な人たちに囲まれていると、長期的に不健康になってしまうのです」
ヒトの寿命の限界(biological limits)は、10%が遺伝的に決まっているという(Danish Twin Study)。残りの90%はといえば生活習慣(lifestyle)が決めるそうだ。
長寿のための”最適な生活習慣(the optimal formula of longevity)”とは?
たとえば、イタリアのサルデーニャ島(Sardinia)。
Dan「島には140万人が住んでいますが、ヌオロ県(Nuoro province)という高地地帯がブルーゾーン(長寿地域)です。この地方では男性のほうが長寿で、100歳以上の人がアメリカの10倍以上も居ます(アメリカでは5000人に一人)。ただ単に100歳以上であるだけでなく、彼らは非常に活動的です。102歳の老人がバイクで仕事に出かけ、60歳も若い相手を腕相撲で負かすほどなのです(笑)」
村の歴史はキリストの時代にまで遡り、青銅器時代の文化が今なお温存されている。不毛な土地柄から、ほとんどが羊飼いをして暮し、低強度の肉体運動(low-intensity physical activity)が規則正しく続けられてきた。食事はほとんどが植物性(plant-based)。デュラム小麦(carta musica)でつくられた非発酵の全粒小麦パン、草で飼育された動物(grass-fed animals)のチーズ(オメガ3脂肪酸を多く含む)、通常のワインよりもポリフェノールを3倍も含むワイン(Cannonau)。
Dan「本当の秘密は、彼らが社会を形成する方法にあります。サルデーニャでは、齢をとるにつれて人間の価値が高まり(the older you get, the more equity you have)、その知恵を賞賛されるのです。アメリカでは、社会的な価値は24歳でピークになりますけどね(笑)」
また『祖母効果(the grandmather effect)』というものも見受けられる。年老いた両親が家族の近くにいることで、子供の寿命が4~6年延びるという(死亡率と疾病罹患率がより低くなる)。
日本の沖縄もブルーゾーンの一つだ。
Dan「沖縄本島の北部は世界一の長寿地域で、疾患なしで世界最長寿の人々が住んでいます。長い時間を生きたあとは、眠っている間にサッと他界します。それもなんと、しばしばセックスの後にです(笑)」
100歳以上の人口はアメリカの5倍以上。大腸ガンと乳ガンの発生率は5分の1(アメリカでは大きな死因)。食生活は植物性が中心で(plant-based diet)、いろいろな色の野菜を食べ、アメリカ人の8倍の量の豆腐を食べる。
Dan「何を食べるかよりも”どう食べるか(how they eat it)”が重要です。アメリカで問題となっている過食(overeating)を防ぐ方法がたくさんあるのです。たとえば”小さな皿(smaller plates)で食べること”。また彼らには3000年前からの古い格言があります。孔子(Confucius)の言葉『腹八分(The Hare Hatchi Bu)』、それを食事のまえに唱えます。腹八分とは満腹の20%手前で食べるのを止めること。満腹感(full feeling)が腹部から脳に伝わるには30分かかりますから、あらかじめ80%で止めることで過食を防いでいるのです」
『孤独は死への早道(isolation kills)』とダンは言う。
Dan「15年前、平均的アメリカ人には親友が3人いましたが、現在は1.5人になっています。もし沖縄で生まれたならば生涯を通じて付き合える友達が6人は持てます。沖縄には”模合(もあい)”という共同体があり、模合に入ると状況が悪いときや子供が病気のとき、親が死んだときなど誰かが助けになってくれます。順番に一定の金額を受け取ることができます」
Dan「アメリカでは仕事の時代が終わると、ある日ボンッと引退しますが、沖縄には”引退(retirement)”という単語がありません。その代わりに人生すべてを表す単語である”生き甲斐”があります。大ざっぱに約すれば、生き甲斐は”翌朝、目覚めるための理由(the reason for which you wake up in the morning)”となります」
翌朝、なんのために目覚めるか?
102歳の空手家は「空手道を発展させること」と答え、100歳の漁師は「家族ために週3回、魚を獲ってくること」と言った。102歳の女性の場合、彼女の生き甲斐は「101歳半離れた曾曾曾孫だ」と答えた。
世界のブルーゾーン(長寿地域)に共通する文化とは?
Dan「誰も運動を、つまり我々が考えるような運動(マラソンやヨガ)をしていません。その代わりに、彼らの生活それ自体が常に肉体活動と結びついています。100歳になる沖縄の女性たちは、毎日30回も40回も立ったり座ったりして、いろいろな場所にも行きます。サルデーニャの人たちは複数階の家に住み、階段を上ったり下りたりを繰り返します。店に行くのも教会に行くのも、友達の家に行くのもすべてが歩きです。彼らはじつによく歩きます。それはボケを予防できる唯一証明された行為です」
Dan「便利な道具などありません。庭仕事や家事をやってくれる押しボタンはありません。ケーキの生地をつくりたければ、自分の手で混ぜなければなりません。97歳の男性は、垣根をつくるのにセメントをこね、自分で柱を立てて回るのです」
Dan「どの文化にも”くつろぐ時間(time to downshift)”があります。サルデーニャ人は祈ります。沖縄人は先祖を祀っています。彼らには、沖縄の”生き甲斐”のような言葉があります。ブルーゾーンの人々は人生の意味を知っており、活動的な人生を過ごしています」
Dan「少しだけお酒を飲みます。肉を食べないというより、豆や木の実をたくさん食べます。そして過食を避ける方法をもっています」
Dan「これらの根底には、彼らの人間関係(how they connect)があります。家族を第一に考えて(put their families first)、子供や老人をよく世話します。彼らは生まれた時から、きちんとした人たち(the right people)に囲まれているのです。長寿に関しては、飲み薬やそのほかの短期的な解決方法(short term fix)は存在しないのです」
(了)
ソース:TED Talk
ダン・ベットナー「100歳を超えて生きるには」
肥った豚か? 痩せたソクラテスか?
「肥った豚よりも、痩せたソクラテスになれ」
元東大総長、大河内一男氏の語ったとされる有名な言葉(1964)である。
この言葉の原典は
19世紀、イギリスの哲学者ジョン・スチュアート・ミルの『功利主義論』
"It is better to be a human being dissatisfied than a pig satisfied; better to be Socrates dissatisfied than a fool satisfied."
『満足な豚(a pig satisfied)であるより、不満足な人間(a human being dissatisfied)である方が良い。満足な愚者(a fool satisfied)であるより、不満足なソクラテス(Socrates dissatisfied)である方が良い(功利主義・第二章)』
満足な豚(肥った豚) < 不満足な人間
満足な愚者 < 不満足なソクラテス(痩せたソクラテス)
東大教養学部長の石井洋二郎氏は言う。
「私は初めてこの言葉を聞いたとき、子ども心に『どうして”肥った豚”か”痩せたソクラテス”のどちらかでなければいけないのだろうか、と不思議でなりませんでした。どうせなら”肥ったソクラテス”になればいいじゃないか、と思ったわけです。ソクラテスであるためには必ず痩せていなければならないという道理はありません。ただ、ぶくぶくと肥ったソクラテスというのも何となくイメージしにくいですね」
また、こう付け加える。
「じつは大河内総長は、卒業式ではこの部分を読み飛ばしてしまって、実際には言っていないのだそうです。原稿には確かに書き込まれているのだけれども、あとで自分の記憶違いに気づいて意図的に落としたのか、あるいは単にうっかりしただけなのか、とにかく本番では省略してしまった。ところが元の草稿のほうがマスコミに出回って報道されたため、本当は言っていないのに言ったことになってしまった」
ドイツの思想家ニーチェは言った。
”きみは、きみ自身の炎のなかで、自分を焼きつくそうと欲しなくてはならない。きみがまず灰になっていなかったら、どうしてきみは新しくなることができよう!(『ツァラトゥストラ』)”
石井洋二郎氏は言う。
「いま私が紹介した言葉が本当にニーチェの『ツァラトゥストラ
(了)
ソース:東大卒業式の式辞が深いと話題に「善意のコピペや無自覚なリツイートは......」(全文)
"I Know Why the Caged Bird Sings" [マヤ・アンジェロウ]
Maya Angelou (マヤ・アンジェロウ)
"A bird doesn't sing because it has an answer, it sings because it has a song."
NBC Nightly News (NBCナイトリーニュース)で紹介されていました。記念切手に引用された詩です。オバマ大統領が公の場で引用した詩でもあります。
Maya Angelou (マヤ・アンジェロウ)
1928-2014
Author, poet, actress, and champion of civil rights Dr. Maya Angelou was one of the most dynamic voices in all of 20th-century American literature. The book I Know Why the Caged Bird Sings, an autobiographical account of her childhood, gained wide acclaim for its vivid depiction of African-American life in the South.(USPS.COM)
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