Eureka!
一を聞いて、一を聞く
2012年11月2日金曜日
明にして寛
「明なれども、察に及ばず
寛なれども、縦に至らず」
これは、帝王学の書といわれる「宋名臣言行録」にある言葉。
明晰ではあるが、あまり細かいところ(察)まで見過ぎない。
寛大ではあるが、放縦(ほうじゅう)ではない。
※放縦とは、何の規律もなく勝手気ままなこと。
これは「外寛内明」という言葉にも通じる。
他人には寛大であり、自分には隠し立てがなく明らかだ、ということである。
「明にして寛」
そんな教えである。
出典:致知2012年12月号
「明なれども察に及ばず 寛なれども縦に至らず」
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