2012年11月24日土曜日

われ言うことなからん「孔子」


天、何をか言うや

四時(しじ)行われ、百物生ず

天、何をか言うや



ある時、孔子はもう自分は語らないと言い出した。

弟子たちには、天に聞けと言うのであった。四季は自然に巡り、万物は自ら成長しているではないか、と。



二宮尊徳も、似たことを言っている。

「音もなく、香もなく、常に天地は欠かざる経をくりかえしつつ…」



なるほど、大自然は「無言」という教えに満ちている。

聞くも聞かざるも…





出典:致知2012年12月号
「子供に語り継ぎたい『論語』の言葉」

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