〜話:AFP通信〜
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人間が成魚を殺す割合は、海洋捕食動物より14倍も高い傾向がみられるという。また、人間がクマやライオンなどの大型陸生肉食動物を殺す割合は、野生の捕食動物の9倍だという(Science誌)。
なるほど人間は、成体の動物や魚を過剰に殺す「スーパー捕食者だ」。
人間が行う狩りは、海の自然界で行われている狩りの方法とは180°異なる。海では、大半の捕食動物が主に狙うのは成熟していない個体で、成体は約1%しか捕食されない。
漁業に関して、トム・ライムヒェン教授とダリモント教授は「成熟していない幼魚で、より小型の魚に重点を置くように」と呼びかけ、「成魚は繁殖に関して有用であり、繁殖が可能なあいだにより多くの卵を産めるように捕食対象から外すべきだ」と主張している。
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出典:AFP BB News
人間の「スーパー捕食者」傾向に見直し必要、研究
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