2013年5月15日水曜日

「ケンの目」と「カンの目」。宮本武蔵




剣の達人だった「宮本武蔵」

「見(けん)の目」ではなく、「観(かん)の目」の大切さを説いている。



「見(けん)の目」をもつ相手は、こちらの動きを注意深く探ってくる。ゆえに、どこを防御すればよいか、容易に見当がつく。

だが、「観(かん)の目」をもつ相手には、その意図が見えてこない。全体をぼんやりと見ているだけなのだ。



この「観の目」が一番怖い。

この目こそが「剣の極意」だ。

武蔵はそう言うのであった。





出典:致知2013年6月号
「日本の教育を取り戻す 占部賢志」

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