私は師匠から
「心技体は、心も技も体も優れていることじゃない。”順番”なんだ」
と教わりました。要するに、心が一番、技が二番、体が三番。
技や体が優れていても、心がダメな奴は相撲がダメだ。少し怪我があっても、心がしっかりしていれば勝てると、よく力説されました。
飯を食い過ぎても胃に穴は開かないけれど、飯も食ってないのに悩んでいると胃に穴が開く。だから、「くだらないことを考えている暇があったら稽古せい」といつも師匠から言われてきました。
話:尾車浩一(おぐるま・こういち)
現役時代の四股名:琴風。現、尾車部屋親方
引用:致知2013年9月号
「怒涛の人生 かく乗り越えん」
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