長髪、ボーボーのヒゲ、青ざめた肌…。
こんな不健康そうな人物が、「ヒトは100万年生きられる」と言っても、信じられるだろうか? 怪しすぎる…。
そんな彼が「ペテン師」と罵倒されるのも、やむをえない。
だが、そのペテン師は、ややもすると「大天才」かもしれない。
MITの学術雑誌「テクノロジー・レビュー」が、彼の理論を「反証」した者に2万ドル(160万円)もの懸賞金をかけたにも関わらず、並み居る天才たちは彼の論理に反証することができなかったのだ。
ペテン師か? 大天才か? その彼の名は、「オーブリー・デグレイ」。
エンジニアでもあった彼は、「寿命を延ばすのは、家や車の修理と同じことだ」と豪語する。
さらに、「あと10年でラットの寿命を3倍にしてみせる」と宣言。この大胆宣言は2004年になされたもの。とすると…、タイム・リミットまで「あと2年」。
彼の大ボラは、どこまで響くのか?
出典:
WIRED (ワイアード) VOL.4 (GQ JAPAN2012年6月号増刊)
「『死なない』生命工学 オーブリー・デグレイの驚愕理論」
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