「柴田勝家は僕にはあまり『感覚派すぎる』ように感じられましたし、羽柴秀吉はあまりにも『陰謀的すぎる』。丹羽長秀の『知識人としての苦悩』が、僕自身には一番フィットしました」
脚本家として、劇作家として、そして映画監督として八面六臂の活躍を続けている「三谷幸喜」氏が手がける、初の歴史小説「清須会議」。
「ただし実際に書いてみて、一番筆が進んだのは秀吉です。もともと勝者よりも敗者に感情移入する質(たち)なので、秀吉にはあまり興味がなかったのですが、この人物は掘り下げれば掘り下げるほど面白かった」
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出典:歴史街道 2012年 09月号
「肖像画に描かれた武将たちが、本当はどう語ったのだろう? 三谷幸喜」
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